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メストレ・リカルド

リチャード・マイヤというキャラは、初代『餓狼』でCPU専用キャラとして登場しただけで、それ以降は、『餓狼2』の中間デモでクラウザーにのされていたり、ほかのキャラのエンディングにちらりと登場したり、いわばその程度の役どころでしかなかった。
『餓狼3』以降、カポエラキャラとしての枠を弟子筋のボブに譲ってからは、ますますその存在感が希薄になり、ストーリー上でも現役を引退したかのようなイメージになっていた。

ところが、実はリチャードは意外に若い(隠しキャラはこんな話ばかりだな)。
初代『餓狼』の頃から存在していたオフィシャルなプロフィールによれば、リチャードの生年月日は1962年2月22日。テリーが71年生まれだから、テリーより9歳年上ということになる。
『MI2』のテリーは24歳くらいに設定してあるので、それを基準にすると、今回のリチャードは33歳、キムよりやや年上で、中尉なのか少佐なのかはっきりしないクラークよりは若い
ボクサーなら引退してもおかしくない年齢だが、プロレスラーならまだまだこれからというところだし、まして人間離れした連中の多い『KOF』なら、33歳で現役は当たり前すぎるほどに当たり前だ。

ということで、めでたくリチャード氏は現役続行ということになった。
実際、同じカポエラキャラのソワレとくらべても、リチャードのテクニカルさはさほど遜色がないと思う。通常必殺技はソワレのものよりやや癖があるが、ニュートラルモーションはソワレよりもカポエラらしい。
昔はもっとこう……天井の鉄棒にぶら下がったり空破弾みたいなキックを繰り出したり、今ひとつカッコいい技がなかったような気がするのだが、素材(=ソワレ)がいいからか、今回のリチャードは技のいちいちが非常にカッコいい。

『MI』シリーズには何かとおじさんキャラが不足しがちなので、願わくば、続編でいきなりボブに取って代わられたりしないよう祈るばかりである。