年齢の話
『MI1』での最高齢キャラはセスだった。
だが、今回はナイトメアという形ではあるが、ギースさまがいらっしゃる。享年42歳。一応はセスより年上だ。
以下、ラルフ(Aラルフ)、デューク、ワイルドウルフ、半蔵……という具合に続いていくわけだが、ならばギースが暫定最高齢、生きている人間ではやはりセスが一番のお年寄りなのかというと、実はそうではない。
最近の『KOF』ではキャラクターの年齢表記をしておらず、『MI2』のキャラクタープロフィールもそれにならっている。
ただ、作品中のデモシーンや掛け合いなどを考える上では、ある程度キャラの年齢をはっきりさせる必要があるため――たとえばナガセの対男性キャラ用デモのためなどに――ぼくのほうでこっそり各キャラの年齢は設定している(といっても、これがオフィシャルというわけではない。念のため)。
そして、そのこっそり年齢設定にしたがって全キャラを並べた場合の『MI2』最年長キャラは、実は二代目Mr.KARATEなのである。
Anotherモデルなどでは若々しい姿を見せているが、Normalモデルのあの天狗の面の下には、渋いオッサンとなったリョウの顔が隠されている(と、ぼくはそう考えている)。
二代目Mr.KARATEの年齢を、ぼくは49歳と設定した。
二代目Mr.KARATEはリョウの別バージョンであり、いわばテリーにとってのワイルドウルフに相当する。『餓狼MOW』の、マルコ・ロドリゲスのストーリーに名前だけ登場する極限流空手総帥リョウ・サカザキ――そのへんをイメージしたつもりだ。
だから、テリーが年を取ってワイルドウルフになったように、リョウも年を取ってカラテになったことにした。それを49歳という年齢にしたのは、本来のリョウとテリーの間には――いい換えれば『餓狼』世界と『龍虎』世界の間には――約14年のギャップが存在するからである。
35歳相当のワイルドウルフより14歳年上ということで49歳。タクマがMr.KARATEと名乗っていたのもほぼこのくらいの年齢の頃だったから、そういう意味でもちょうどいい年齢だと思う。
ちなみに、このふたりの14歳の年齢差は、『龍虎2』に登場した若ギースを根拠にしている。
若ギース26歳に対して当時のリョウが22歳。ギースが1953年生まれという設定だから、4歳若いリョウは、単純に考えれば1957年生まれ。
そこから逆算して、いささか乱暴に、1971年生まれのテリーと14歳の年齢差があると考えたわけだが、二代目Mr.KARATEのプロフィールで閲覧できる彼のストーリーは、『龍虎2』で1度だけ彼が対戦したギースと、そのギースを倒したテリー(ワイルドウルフ)を絡めて書いてみた。
校正が充分でなく、表現として少しおかしな部分が残ってしまったのは汗顔のいたりだが、サウスタウンに欠くべからざる格闘家たちの後日譚としては、我ながら気に入っている。